AI関連の仕事と必要なスキル:仕事ごとの試験の目安
AIに関わる仕事は、AIを使う人・AIの活用を企画する人・データを分析する人・データを整える人・AIを作る人・AIを動かす基盤を支える人に分けられます。必要なスキルとそのスキルを確認できる試験は、仕事ごとに違います。
仕事ごとのスキルと試験
生成AIを今の仕事で使う人
事務・営業・企画など、すべての職種
メールや資料の下書き、長い文書の要約、アイデア出しに生成AIを使い、仕事を速く進めます。
AI・データの活用を企画する人
デジタルスキル標準のデータビジネスストラテジスト・ビジネスアーキテクト
事業の戦略に沿って、データとAIをどの仕事に使うかを考え、実現までを主導します。
- データ・AIの活用の戦略を立てる力
- 市場と経営の戦略を読み解く力
- プロジェクトを管理する力
データサイエンティスト ›
職業情報提供サイトのデータサイエンティスト
たくさんのデータを集めて分析し、新しい商品・サービスや、仕事のやり方の改善に役立てます。
- 統計・多変量解析とデータの可視化
- 機械学習の手法
- 分析の結果をわかりやすく伝える力
データエンジニア
デジタルスキル標準のデータマネジメント類型
データを集めて統合・加工し、分析やAIにすぐ使える形で届ける仕組み(データパイプライン)を設計して作ります。
- データベースの設計
- データの収集・統合・加工の技術
- データの品質と安全を保つ知識
AIエンジニア ›
職業情報提供サイトのAIエンジニア
機械学習・ディープラーニングでAIのモデルを作り、精度を高めて、仕事のシステムに組み込みます。
- 機械学習・ディープラーニングの手法
- Python(パイソン)を使いこなす力
- データ分析の技術とツール
- 画像処理・自然言語処理・音声処理などの技術
AIを動かすクラウド・サーバーのエンジニア ›
職業情報提供サイトのシステムエンジニア(基盤システム)
AIやWebのサービスが動くサーバー・ネットワーク・クラウドを設計し、作ります。
- サーバー・ネットワークの設計と構築
- クラウド(インターネット上で借りるサーバー)の新しい機能を追い続ける力
- 顧客から課題と要望を聞き出す力
AIを動かすシステムの運用・管理 ›
職業情報提供サイトの運用・管理(IT)
システムが止まらないよう監視し、データを定期的にバックアップし、障害のときは早く復旧させます。データセンターやクラウドへの集約が進み、AIに関係するシステムの運用・管理の仕事が増えています。
- サーバー・ネットワークの幅広い知識
- 記録(ログ)から異常に気づく力
- 障害のときに素早く解決し、状況を説明する力
- ITパスポート試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- ITサービスマネージャ試験
- ITILファンデーション
- LPIC
- CCNA
資格の位置づけ
AIエンジニアの仕事に就くために、必須の資格はありません。採用では、大学での研究の実績や、AIのコンペティションでの入賞などが評価されます。 そのため、AIの試験は、スキルが身についたかを確認する目安として使いましょう。 また、IPA(情報処理推進機構)は、デジタルスキル標準(経済産業省とIPAが定めた、デジタルの仕事に必要なスキルの指針)の役割ごとに、役立つ情報処理技術者試験を示しています。
学ぶ順番
目指す仕事が決まったら、AIを仕事に生かす方法の段階に沿って、最初の一歩から学びましょう。
講座で学ぶなら
AIの試験の講座は、試験ごとに比較できます。
AIの開発まで学んで転職を目指す人は、AI・データ分析のプログラミングスクールを比較しましょう。
出典
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「AIエンジニア」
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「データサイエンティスト」
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「システムエンジニア(基盤システム)」
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「運用・管理(IT)」
- IPA「デジタルスキル標準(DSS)」
- IPA「各ロールに有用な情報処理技術者試験」
