基本情報技術者試験とは?科目A・科目B・受験料・合格基準と科目Aの免除
基本情報技術者試験は、システムやソフトウェアを作る人に必要な基本的な知識・技能を問う国家試験です。知識を問う科目Aと、技能を問う科目Bを同じ日に受験します。試験会場のコンピューターで解答する方式で1年を通して行われ、受験料は7,500円(税込)です。
まず、結論
どんな試験?
科目A(知識を問う試験)は、90分で60問の四肢択一式(4つの選択肢から1つを選ぶ問題)です。 科目B(技能を問う試験)は、100分で20問の多肢選択式です。 科目Aと科目Bは同じ日に受験し、間に最長10分の休憩を取れます。
合格基準は?
科目Aと科目Bの評価点が、どちらも600点以上なら合格です。 どちらも1,000点満点です。
科目Aを免除できる?
IPA(情報処理推進機構)の認定を受けた講座を受講し、修了試験(講座の最後に受ける、科目Aにあたる試験)に合格すると、1年間、科目Aが免除されます。 免除を受けると、科目Bだけを受験します。
いつ受験できる?
CBT(Computer Based Testing)で、1年を通して行われます。CBTは、試験会場のコンピューターで解答する方式です。 受験者が、申し込むときに試験の日時と会場を選びます。 ただし、2026年12月28日以降は休止する予定です。
科目Bで問われること
プログラミング全般、プログラムの処理の基本、データ構造とアルゴリズム(処理の手順)、情報セキュリティの確保から出題されます。 プログラムは、擬似言語(試験のために決められた、特定のプログラミング言語によらない書き方)で出題されます。
採点のしかた
IRT(Item Response Theory)という方法で、解答の結果から評価点を出します。IRTは、問題ごとの難しさなどをもとに点数を出す方法です。 評価に使うのは、科目Aは60問のうち56問、科目Bは20問のうち19問です。残りの問題は、今後出題する問題を評価するために使われます。
合格発表
受験した月ごとにまとめて、翌月に発表されます。合否は、受験者のマイページでも確認できます。
科目Aの免除制度
IPAの認定を受けた講座(学校・企業などが開く講座)を受講し、修了試験に合格すると、1年間、科目Aが免除されます。 修了試験の問題は、IPAが提供したものか、IPAが審査したものです。 免除を受けたい人は、講座を開く学校・企業に直接申し込みます。IPAは、講座を紹介していません。 2027年度からの新しい試験制度でも、科目Aの免除制度は変わらない予定です。 免除の対象の講座は、基本情報技術者の科目A免除の講座をスクールで比較するで比較できます。 出典:IPA「科目A試験免除制度 基本情報技術者試験(FE)」
2026年12月28日以降の休止
CBTの試験は、2026年12月28日以降に休止する予定です。試験会場によっては、それより前に休止します。 2027年1月以降の試験の実施は、IPAがWebページで案内します(試験の日程)。
2027年度からの出題
2027年度春ごろから、新しい制度で続く予定です(案)。 科目Aは出題範囲の表し方が変わり、科目Bは出題範囲が一部変わる予定です。試験時間と出題数は変わらない予定です。 IPAの試験全体も、2027年度から見直す予定です(案)。
合格率
受験者数・合格者数・合格率の推移は、ITパスポート試験・基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験・G検定・生成AIパスポート・DS検定の合格率は?にまとめています。
教材を選ぶなら
教材は、IPAの公開問題・本・講座の違いを知ってから選びましょう。 講座は基本情報技術者の初学者向けの講座をスクールで比較する、本は基本情報技術者の基本書 6種類を比較するで比較できます。
