E資格とは?受験資格・試験の形式・受験料・日程・合格率
E資格(エンジニア資格)は、ディープラーニング(深層学習。データから特徴を自動で学ぶAIの方法)の理論を理解し、適した手法を選んで実装する力を問う民間の資格試験です。JDLA(日本ディープラーニング協会)が年2回行います。受験するには、JDLAが認定した講座(認定プログラム)を修了している必要があります。
まず、結論
だれが受験できる?
試験日の前の2年以内に、JDLA認定プログラムを修了した人です。 JDLA認定プログラムは、JDLAが認定した、E資格の受験資格を得るための講座です。スクールなどが提供しています。
どんな試験?
120分で100問程度の多肢選択式です。 全国のピアソンVUEのテストセンター(試験会場)で、3日間の受験期間のうち1回だけ受験します。会場と時間は、申し込むときに選びます。 出題範囲は、数学の基礎・機械学習・深層学習・開発と運用の環境などです。 試験の初めに、PyTorchかTensorFlow(ディープラーニングのプログラムを書くための道具)のどちらかを選びます。
いつ受験する?
2月と8月の年2回です。 2027年の第1回は、2027年2月19日〜21日です。申し込みは、2026年12月1日から試験の前日までです。
受験料は?
一般33,000円、学生22,000円(税込)です。 JDLAの会員は27,500円(税込)です。
合格率は?
2026年第2回(2026年8月)の合格率は67.04%でした。
認定プログラムを選ぶ
E資格の勉強は、受験資格を得るための認定プログラムから始めます。 認定プログラムは多くのスクールなどが提供していて、受講料・学習時間・質問のサポートが違います(スクールごとの比較)。 出典:JDLA「JDLA認定プログラム事業者一覧」
出題範囲の改定
2026年第2回(2026年8月)の試験から、新しいシラバス(出題範囲を示した資料)で出題されています。 今回の改定は、最新の技術に合わせてキーワードを見直しただけです。 大きな分野は、数学的基礎・機械学習・深層学習の基礎・深層学習の応用・開発と運用の環境の5つです。 改定の前のシラバスに対応した認定プログラムを修了した人も、受験を申し込めます。 JDLAは、シラバスをおよそ2年に1回改定しています。 出典:JDLA「「2025年 第2回 E資格」結果発表・シラバス改定・2026年開催スケジュールのお知らせ」
2026年・2027年の日程
2026年の第1回は2月20日〜22日、第2回は8月28日〜30日に行われました。 2027年の第1回は2月19日〜21日で、申し込みは2026年12月1日から試験の前日の23:59までです。 2027年の第2回は8月27日〜29日で、申し込みは2027年6月1日から試験の前日の23:59までです。 出典:JDLA「E資格とは」
受験者と合格者の数
2026年第2回は、1,062人が受験し、712人が合格しました(合格率 67.04%)。 2026年第1回は、1,317人が受験し、911人が合格しました。 科目ごとの平均の得点率は、応用数学 60.90%、機械学習 60.07%、深層学習 62.32%、開発環境 70.00%でした。 これまでの合格者は、累計11,550人です。 出典:JDLA「「2026年 第2回 E資格(エンジニア資格)」結果発表・2027年開催スケジュールのお知らせ」
G検定との違い
G検定は、ディープラーニングを事業に使う人のための知識を問う試験で、受験資格はありません。 E資格は、ディープラーニングを実装するエンジニアのための試験で、認定プログラムの修了が必要です。
教材を選ぶなら
講座はE資格の認定プログラムをスクールで比較するで比較できます。 問題集には、『深層学習教科書 ディープラーニング E資格(エンジニア)精選問題集』と『徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集』があります。
AIを仕事に生かす道すじと、つながる仕事・年収は、AIを仕事に生かすには?にまとめています。
