応用情報技術者試験とは?科目A・科目B・受験料・合格基準と2027年度からの見直し
応用情報技術者試験は、ITを使ったサービスやシステムを作る人に必要な、応用的な知識・技能を問う国家試験です。2026年度は前期と後期に、試験会場のコンピューターで解答する方式で行われます。受験料は7,500円(税込)です。
まず、結論
どんな試験?
科目A(知識を問う試験)は、150分で80問の四肢択一式(4つの選択肢から1つを選ぶ問題)です。 科目B(技能を問う試験)は、150分の記述式です。11問から5問を選んで解きます。 科目Aと科目Bは、別の日に受験します。
合格基準は?
科目Aと科目Bが、どちらも100点満点で60点以上なら合格です。 科目Aが60点に届かないと、科目Bは採点されません。
いつ受験する?
2026年度は、前期と後期に行われます。 前期の申し込みは2026年10月6日から11月7日まで、後期の申し込みは2027年1月27日から2月16日までです。
2027年度から変わる?
今の応用情報技術者試験は、2026年度の試験で終わる予定です。 2027年度からは、高度試験とまとめて、プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)の3つの区分に組み直す案です。
対象となる人
ITを使ったサービス・製品・システム・ソフトウェアを作る人に必要な、応用的な知識・技能を持ち、高度IT人材(専門の分野で仕事を主導する人材)としての方向性を確立した人が対象です。 IPA(情報処理推進機構)は、試験の水準をレベル3としています。レベル3は、求められた作業をすべて自分の力で進められる水準です。 ほかのレベルの試験は、IPAの試験の区分で確認できます。
科目Bの問題の選び方
問1の情報セキュリティは、必ず解きます。 問2から問11までの10問から、4問を選んで解きます。 10問の分野は、経営戦略・情報戦略、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組込みシステム開発、情報システム開発、プログラミング(アルゴリズム)、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査です。
採点のしかた
解いた問題の点数を足して採点します。 科目Aは1問1.25点、科目Bは1問20点です。 出典:IPA「試験要綱・シラバスなど」
2026年度の日程
前期は、科目Aが2026年10月28日から11月10日まで、科目Bが11月24日から12月6日までです。 後期は、科目Aが2027年2月6日から2月19日まで、科目Bが3月3日から3月15日までです。 決められた期間の中で、試験会場のコンピューターで受験します。 出典:IPA「スケジュール、手数料など」
合格すると
合格した後2年間、高度試験と情報処理安全確保支援士試験の科目A-1(知識を問う共通の試験)が免除されます。
2027年度からの新しい試験(案)
経済産業省とIPAは、2027年度から新しい試験制度に移る案を公表しています。今の試験制度は、2026年度の試験で終わる予定です。 応用情報技術者試験と高度試験は、プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)の「マネジメント」「データ・AI」「システム」の3つの区分に組み直す案です。 3つの区分とも、科目A-1は90分で60問、科目A-2と科目Bは合わせて120分で35問(科目A-2 23問、科目B 12問)の予定です。 新しい試験は、2027年度夏ごろから秋ごろに始まる予定です。 IPAは、今の高度試験で一部の科目の免除の条件を満たした人について、一定の期間、新しい試験でも一部の科目を免除することを検討しています。 出典:IPA「試験制度の見直しについて」
教材を選ぶなら
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