IT・AIライブラリ

お金をかけずに試すには?AI・プログラミング・ネットワークを触る最初の1週間

スクールに申し込む前に、無料のサービスだけで、AI・プログラミング・ネットワーク・Linux(リナックス)を1日30分ずつ触ってみる1週間の進め方です。面白かった分野から、進む道を決めましょう。

まず、結論

  • 結局、何をすればいい?

    1日30分、7日間で、AI・プログラミング・ネットワーク・Linuxを1つずつ触ってみましょう。お金はかかりません。

  • 必要なものは?

    パソコン(WindowsかMac)と、インターネットにつながる環境です。 ChatGPTを使うにはOpenAIの、Google Colaboratory(ブラウザでPython〔パイソン〕を書いて動かせる、Googleの無料のサービス)を使うにはGoogleのアカウントを作ります。

  • どうやって進む道を決める?

    面白かった日、もっと続けたいと思った日の分野で選びましょう。7日目に、分野ごとの道すじを案内します。

1日目 ChatGPTで、仕事のメールを書いてもらう

ChatGPTを開き、「取引先に、打ち合わせの日を変えてもらうお願いのメールを、ていねいな言葉で200字で書いてください。」と頼んでみましょう。 返ってきた文を、自分の言葉に直してみます。会社の名前や個人の情報は入れないようにしましょう。 生成AIの仕組みと注意点は、生成AIとは?にまとめています。

2日目 長い文章を要約してもらい、間違いを探す

ニュースの記事など、公開されている長い文章を貼り付けて、「3行で要約してください」と頼みましょう。 要約と元の文を見比べて、書かれていないことが混じっていないかを確認します。生成AIの答えには、もっともらしい間違いが混じることがあるためです。

3日目 Pythonで、計算をしてみる

Google Colaboratoryを開き、新しいノートブックを作ります。 「print(1 + 2)」と入力して実行すると、3と表示されます。数字や式を変えて、何度か試してみましょう。 Pythonは、AIの開発やデータ分析でよく使うプログラミング言語です。

4日目 Pythonで、表の合計を出す

3日目のノートブックで、「売上 = [1200, 800, 1500]」と入力し、次の行に「print(sum(売上))」と入力して実行しましょう。 数字を足したり減らしたりして、合計が変わることを確認します。データを集計する仕事の、いちばん小さな形です。

5日目 自分のパソコンの住所(IPアドレス)を調べる

IPアドレスは、ネットワークの中でパソコンやスマホを見分けるための番号です。 Windowsでは「コマンドプロンプト」を開いて「ipconfig」と入力し、「IPv4 アドレス」の行を見ましょう。Macでは「システム設定」の「ネットワーク」で確認できます。 こうしたネットワークの仕組みを学ぶ資格が、CCNA(Cisco Certified Network Associate)です。

6日目 Linuxの命令(コマンド)を打ってみる

WindowsではWSL(Windows Subsystem for Linux。Windowsの中でLinuxを動かす、Microsoftの機能)を入れ、Macでは「ターミナル」を開きます。 「mkdir test」でフォルダを作り、「ls」で中身を一覧にし、「cd test」でそのフォルダに移ってみましょう。Linuxのサーバーの設定は、こうした命令を組み合わせて行います。

7日目 面白かった分野で、進む道を決める

1日目・2日目が面白かった人は、仕事でAIを使う道すじに進みましょう。 3日目・4日目が面白かった人は、AIを作る仕事の道すじです。 5日目・6日目が面白かった人は、インフラエンジニアの道すじです。