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情報処理安全確保支援士試験とは?試験の形式・合格基準と登録の制度

情報処理安全確保支援士試験は、サイバーセキュリティの専門家に向けた国家試験です。合格した後に登録すると、国家資格の情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)になれます。2026年度は前期と後期に行われ、受験料は7,500円(非課税)です。

まず、結論

  • どんな試験?

    3つの科目を、2日に分けて受験します。 1日目は、科目A-1(50分で30問)と科目A-2(40分で25問)です。どちらも四肢択一式(4つの選択肢から1つを選ぶ問題)です。 2日目は、科目B(150分)です。記述式の4問から2問を選んで解きます。

  • 合格基準は?

    3つの科目が、すべて100点満点で60点以上なら合格です。 科目A-1・科目A-2が60点に届かないと、科目Bは採点されません。

  • 合格すれば、登録セキスペになれる?

    合格した後に、登録の申請が必要です。 登録した人だけが、「情報処理安全確保支援士」の名称を使えます。

  • 登録の後は?

    登録は3年ごとに更新します。 更新するには、決められた講習を毎年受けます。

  • 2027年度から変わる?

    2027年度夏ごろから秋ごろに、試験時間と科目Bの形式が変わる予定です(案)。 科目A-1は45分で30問、科目A-2は35分で25問、科目Bは120分で12問の予定です。

対象となる人

サイバーセキュリティの専門的な知識・技能を使って、会社などの安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援する人が対象です。 サイバーセキュリティ対策を調べて評価し、必要な指導・助言をする人も対象です。 IPA(情報処理推進機構)は、試験の水準を、高度試験と同じレベル4の前提となる水準としています。

科目A-1・科目A-2の免除

応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験に合格すると、その後2年間、科目A-1が免除されます。科目A-1で基準点以上を取った人も、2年間免除されます。 IPAが認定した大学・大学院などの情報セキュリティの課程を修了した人は、修了をIPAに報告した日から2年以内の試験で、科目A-2が免除されます。 出典:IPA「科目A-2試験免除制度」

2026年度の日程

前期の申し込みは2026年10月6日から10月24日まで、科目A-1・科目A-2は10月17日から10月27日まで、科目Bは11月11日から11月23日までです。 後期の申し込みは2027年1月27日から2月27日まで、科目A-1・科目A-2は2月20日から3月2日まで、科目Bは3月16日から3月28日までです。 出典:IPA「スケジュール、手数料など」

登録の制度

情報処理安全確保支援士は、2016年に「情報処理の促進に関する法律」の改正でできた国家資格です。 登録した人だけが名称を使える名称独占資格です。登録した人の情報は、IPAの検索サービスで公開されます。 登録日は4月1日と10月1日の年2回で、申請の受付期限はそれぞれ2月15日と8月15日です。 登録した人には、秘密を守る義務と、信用を傷つける行為をしない義務があります。 登録の有効期限は3年です。3年の間に、オンライン講習を3回と、IPAや民間の事業者が行う実践講習を1回受けてから、更新を申請します。更新の手数料はかかりません。 出典:IPA「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」

2027年度からの試験(案)

情報処理安全確保支援士試験は、2027年度からも続く予定です。 科目Aは出題範囲の表し方が変わり、科目Bは出題範囲が一部変わる予定です(マネジメントの分野を強くするなど)。 科目A-2の免除制度は、変わらない予定です。 出典:IPA「試験制度の見直しについて」