IT・AIライブラリ

LinuCレベル1とは?試験の形式・受験料・合格点・有効期間・再受験の決まり

LinuC(リナック)は、Linux(リナックス。サーバーなどで広く使われるOS〔Operating System。コンピューターを動かす基本のソフト〕)を扱う技術者の力を証明する資格です。LPI-Japan(Linuxの技術者を認定する団体)が認定します。レベル1は、Linuxの基本的な操作と、システムの管理の知識を問う、最初のレベルです。

まず、結論

  • どんな試験?

    101試験と102試験の2つの試験に合格すると、レベル1に認定されます。順番は、どちらからでも構いません。同じ日に受験することもできます。 出題範囲は、現在のバージョン10.0です。 101試験は、Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用、ファイル・ディレクトリの操作と管理、GNU(グヌー)とUnix(ユニックス)のコマンド、リポジトリとパッケージ管理、ハードウェア・ディスク・パーティション・ファイルシステムを問います。 102試験は、シェルおよびスクリプト、ネットワークの基礎、システム管理、重要なシステムサービス、セキュリティ、オープンソースの文化を問います。

  • 問題数と時間は?

    1つの試験が約60問、90分です。90分には、試験の後のアンケートの5分を含みます。

  • 合格点は?

    合格点は公表されていません。目安として、正解率が65〜75%程度で合格点になります。

  • 受験料は?

    1つの試験が16,500円(税込)です。2つの試験で33,000円(税込)です。

  • どこで受験する?

    全国のテストセンターか、自宅や職場からのオンライン(OnVUE〔オンビュー〕)で受験します。日時は、空いている枠から選びます。 テストセンターの受験では、終了するとその場で結果が表示されます。

  • 不合格だったら?

    同じ試験を、受験日の翌日から数えて7日目以降に、もう一度受験できます。

有効期間と更新

101試験と102試験は、どちらも5年以内に合格する必要があります。たとえば101試験に合格してから5年のうちに102試験に合格しなければ、101試験の合格は無効になります。 認定そのものに有効期限はありません。ただし、新しい技術に対応した力を保っている期間として「有意性の期限」があり、5年です。 認定日から5年以内に、再認定を受けるか、上位の認定を取得します。 出典:LPI-Japan「[LinuCレベル1](https://linuc.org/linuc1/)」

LPIC-1との違い

LPIC(エルピック)は、LinuCとは別のLinuxの資格です。LPIC-1にも、101試験と102試験があります。 LinuCを取得しても、LPICの認定は自動では取れません。 出典:LPI-Japan「[よくあるご質問](https://linuc.org/faq/)」

バージョンアップ

出題範囲の改定は、3年から5年に1度が目安です。 101試験と102試験は、バージョンが違っても、組み合わせて認定を取得できます。 出典:LPI-Japan「[よくあるご質問](https://linuc.org/faq/)」

教材を選ぶなら

本は、LinuCレベル1の基本書 3種類を比較するで比較できます。 問題を解くなら、Ping-tの「最強WEB問題集 LinuC Lv1-101・Lv1-102(Ver10.0)」があります。101試験は無料で使えます。

未経験から目指す道すじと、スキルの段階ごとの年収は、未経験からインフラエンジニアになるには?にまとめています。